エンジニアの夜時間

プラモデルを作ったり、資格試験を受けたりしながら技術力向上を目指すブログです

確かな手応えと油断による不安(令和3年春 情報処理安全確保支援士試験 終了)

f:id:TetsuItafu:20210420084319j:plain4月18日、情報処理安全確保支援士の試験が終了しました。多分合格ラインは越えているだろうという手応えがあり、肩の荷がひとつ降りそうです。

IPA(情報処理推進力機構です。ビールじゃありません。) が開催する情報処理の試験も、COVID-19の影響を受け、会場毎の受験者を制限しており、試験開催のためにこれまでは試験会場にならなかったような施設も使っています。私の試験会場は、これまでよりも居住地から離れた市町村の私立高校でした。Twitter等を見てみると幕張メッセで受験した人もいたようです。会場数が増えて、単純に人件費も増えているはずなので、今後は受験料が上がることもあるかもしれません。反対に、一つの会場の受験者が減ったことで、休憩時間にトイレで並ぶことが無くなったのは良かった点だと個人的に思っています。

今回の試験は前回(令和2年秋)試験の経験もあったため、午後試験の対策に重点を置きました。具体的には直近2回の過去問について、選択しない問題(IPA の高度試験は、午前午後で問題が別れており、私が受験した情報処理安全確保支援士の場合は、午後1試験は大問3つから二問を、午後2試験は大問2つから一問を選び回答する形式です)も含めて2回ずつ解いています。情報処理安全確保支援士の午後試験のように、問題文をよく読めば答えが導き出せる設問が多い試験の場合は、基本的な知識さえ身に付けていれば、細かい知識を覚えるよりも「問題作成者が求める答えを見つける」方法を身に付けた方が良いかと思ってのことでした。この考え方がうまくはまり、午後の試験では自信を持って回答できる問題が多くありました。

その一方で今回の試験では、四択問題の午前試験に不安を覚えていました。一言でいえば油断が原因で、早い段階で過去問の合格ライン越えられるようになったため、試験直前はこちらも直近2回の過去問しか解いておらず、試験中は「これなんだっけ?」と思う場面が多くありました。午前試験のように知識を求められる問題の場合、中途半端な覚え方だと試験中に不安が残るため、直近5年分ぐらいの過去問を解いた方が、自分の記憶を呼び起こすことができて良かったかもしれません。それを怠ったことが今回一番の反省点です。(午前試験については既に模範回答が公表されており、自己採点の結果は通過しているようなので、今は安心していますが。)また今回は午前問題の対策のとして、過去問道場と書籍の過去問集で同じ問題を解くことを試しています。午後試験対策で購入した問題集に午前試験が付いていたので試してみただけなんですが、同じ問題に対して異なる解説を読むことで、問題に対しての理解が深まり効果的な勉強方法でした。

まだ合否が発表されたわけでは無いため絶対に受かったとは言えない状況です。それでも過去の受験も含めたこれまで経験を活かして、合格の手応えを感じられたことが嬉しいです。自分の成長を感じています。
このあとは試験勉強のために我慢していた、プラモデルの作成をおこなえるのでそれも楽しみです。