エンジニアの夜時間

プラモデルを作ったり、資格試験を受けたりしながら技術力向上を目指すブログです

ホンダのGORILLAで始めるバイクプラモデル

f:id:TetsuItafu:20211218142349j:plain
今まで作ったことが無いプラモデルに挑戦してみたいなという思いから、ヨドバシカメラのWebサイトでプラモデルを物色すること数十分。バイクのプラモデルを作ろう!となりました。バイクって単純に格好いいですよね。ローマの休日でアン王女と新聞記者が2人でバイクに乗ってローマの街を巡るシーンは印象的だし、トップガントム・クルーズカワサキのニンジャに乗るシーンのかっこよさは言うに及ばずです。

とはいえ初めてのバイク、何かお手軽に作れるキットが欲しいのです。色分けされているキットを探して見つけたのが、青島文化教材社から販売されている、ホンダのゴリラ。縮尺はバイクプラモとして一般的な1/12スケール。気になっていた色は、フレームに使う黒のパーツ、エンジンやホイールに使う銀のメッキパーツ、カウルに使う黄色のパーツの3色です。
f:id:TetsuItafu:20210502140830j:plain
それ以外にもタイヤはゴムパーツ、ケーブルはビニールチューブと、バイクの部品に合わせて異なる素材も使われているのがキットの特徴です。
f:id:TetsuItafu:20210503002642j:plain
f:id:TetsuItafu:20210503002657j:plain
3色のパーツと素材の異なるパーツのお陰で、組み上げるだけでも見映えのするバイクが出来上がります。

それと実際に作ってみると気がつくのが、メッキパーツを接着する大変さです。説明書にはメッキを削り落としてから接着するように指示がありますが、メッキを削り落とすのがちょっと手間です。
f:id:TetsuItafu:20210503002726j:plain
今回のようにメッキパーツを活かすならば、素直にメッキパーツがそのまま接着できる接着剤を用意すれば良かったです。次にメッキパーツのあるキットを作るまでに買おうと思います。

確かな手応えと油断による不安(令和3年春 情報処理安全確保支援士試験 終了)

f:id:TetsuItafu:20210420084319j:plain4月18日、情報処理安全確保支援士の試験が終了しました。多分合格ラインは越えているだろうという手応えがあり、肩の荷がひとつ降りそうです。

IPA(情報処理推進力機構です。ビールじゃありません。) が開催する情報処理の試験も、COVID-19の影響を受け、会場毎の受験者を制限しており、試験開催のためにこれまでは試験会場にならなかったような施設も使っています。私の試験会場は、これまでよりも居住地から離れた市町村の私立高校でした。Twitter等を見てみると幕張メッセで受験した人もいたようです。会場数が増えて、単純に人件費も増えているはずなので、今後は受験料が上がることもあるかもしれません。反対に、一つの会場の受験者が減ったことで、休憩時間にトイレで並ぶことが無くなったのは良かった点だと個人的に思っています。

今回の試験は前回(令和2年秋)試験の経験もあったため、午後試験の対策に重点を置きました。具体的には直近2回の過去問について、選択しない問題(IPA の高度試験は、午前午後で問題が別れており、私が受験した情報処理安全確保支援士の場合は、午後1試験は大問3つから二問を、午後2試験は大問2つから一問を選び回答する形式です)も含めて2回ずつ解いています。情報処理安全確保支援士の午後試験のように、問題文をよく読めば答えが導き出せる設問が多い試験の場合は、基本的な知識さえ身に付けていれば、細かい知識を覚えるよりも「問題作成者が求める答えを見つける」方法を身に付けた方が良いかと思ってのことでした。この考え方がうまくはまり、午後の試験では自信を持って回答できる問題が多くありました。

その一方で今回の試験では、四択問題の午前試験に不安を覚えていました。一言でいえば油断が原因で、早い段階で過去問の合格ライン越えられるようになったため、試験直前はこちらも直近2回の過去問しか解いておらず、試験中は「これなんだっけ?」と思う場面が多くありました。午前試験のように知識を求められる問題の場合、中途半端な覚え方だと試験中に不安が残るため、直近5年分ぐらいの過去問を解いた方が、自分の記憶を呼び起こすことができて良かったかもしれません。それを怠ったことが今回一番の反省点です。(午前試験については既に模範回答が公表されており、自己採点の結果は通過しているようなので、今は安心していますが。)また今回は午前問題の対策のとして、過去問道場と書籍の過去問集で同じ問題を解くことを試しています。午後試験対策で購入した問題集に午前試験が付いていたので試してみただけなんですが、同じ問題に対して異なる解説を読むことで、問題に対しての理解が深まり効果的な勉強方法でした。

まだ合否が発表されたわけでは無いため絶対に受かったとは言えない状況です。それでも過去の受験も含めたこれまで経験を活かして、合格の手応えを感じられたことが嬉しいです。自分の成長を感じています。
このあとは試験勉強のために我慢していた、プラモデルの作成をおこなえるのでそれも楽しみです。

「歓喜の歌」のようにドラマチック。新世紀エヴァンゲリオンが与えてくれたカタルシス

2021年3月8日(月)に公開された「シン・エヴァンゲリヲン劇場版」が盛り上がっている。特定の層だけかもしれないが、熱狂と言えるぐらいの盛り上がりだ。もともと熱狂的なファンの多いエヴァンゲリオンだが、なんでこんなに興奮しているのか考えてみたところ、最後にドカンと幸福感が満ちるところが、ベートーベンの「歓喜の歌」を初めて聴いたときと、同じような感じだと気付いた。

ベートーベンの作曲した交響曲第9番「歓喜の歌」は、日本では年末になるとあちこちで演奏される。そのためクラシック音楽としては珍しく、「知ってる」「聞いたことがある」という人もたくさんいる。しかしその皆さんが「歓喜の歌」と認識している合唱部分が一時間を越える長い曲のごく一部であり、しかも登場するのは最後の最後である、ということを知っている人はあまりいない。

歓喜の歌」は4楽章構成をとる交響曲であり、演奏時間はおおよそ70分ある。その中で有名な合唱部分は第4楽章の後半、時間にして60分を越えてから登場する。「歓喜の歌」を初めて聴くときは合唱による『Freude!』が出てくることを期待しついるのだが、そこに至るまでの曲は苦しい運命に立ち向かうようで、生きる喜びに満ちるというより戦いを挑むような雰囲気を持つ。第4楽章の冒頭になると、ようやく合唱の主旋律が登場するが、音量は小さく一部の楽器でのみの演奏のため、もどかしく歓喜にはほど遠い。60分間、待って待って待ったあとに出てくる華々しい合唱により、聴衆だけでなく演奏者も喜びが爆発する。それがベートーベンの歓喜の歌という印象を私は持っている。

シン・エヴァンゲリヲン劇場版は「歓喜の歌」の合唱のようなカタルシスを古くからのエヴァファンに与えてくれたように思う。1995年に放送されたテレビシリーズは悩みと苦しみを視聴者に与え、答えを求め観たはずの1997年に公開された旧劇場版はより深い悩みに加え痛みを提示する結果となった。その後は漫画版や設定資料集、関連グッズや考察サイト、果ては同人誌まで巡るも答えは得られず、2007年に四部作である新劇場版がはじまった。結果的に振り替えってみれば、新劇場版は「歓喜の歌」の4楽章のような効果を古くからのエヴァファンへもたらしていたと思う。新劇場版についての感想はこちらのエントリーにまとめてある。
tetsuitafu.hatenablog.com


私も含め、テレビシリーズや旧劇場版からエヴァンゲリオンを追っているファンは、答えを求め何年も何年もさ迷っていたように思う。リアルタイムでテレビシリーズを見ていた場合、その期間は四半世紀を越えている。「シン・エヴァンゲリヲン劇場版」は25年待った答えを遂に得られた。今はまさにその喜びが爆発し大きな興奮の渦となっている。まさか製作スタッフも見ているファンもこんなに長い時間待たされるとは思っていなかったし、最初からこうなることを知っていたらエヴァンゲリオンを追うことは無かっただろう。選んで25年も待つなんてできないことであるから、偶然とはいえこの喜びの渦に加われたことは幸運だった。

Freude!

youtu.be
80分ありますが、是非。

【ネタバレなし】祝・完結!あの夏私が見たかったエヴァはこの映画かも。/シン・エヴァンゲリオン劇場版感想

f:id:TetsuItafu:20210315213018j:plain
「本当に終わってしまったんだな」シン・エヴァンゲリヲン劇場版を観終わった後、正直寂しさと合わせてそう思わざるを得ませんでした。それぐらいエヴァが好きだったというか、深く自分の中に深く染み付いていたのでしょう。

私がエヴァを初めて見たのはテレビシリーズの再放送時でした。たしか周りにいたオタクの友達のお勧めです。当時自分は中学一年生だったため、深夜の再放送はビデオテープへ録画して見ていました。主人公であるエヴァパイロット達が自分の年齢に近かったせいでしょうか、もしくは中二病だったのでしょうか、何か運命めいたものを感じ独特な世界観のエヴァンゲリオンというアニメに、勢いよくハマっていったのを覚えています。その勢いのままテレビシリーズを走り抜けるも、訳ありの最終回は多くの視聴者と同じように意味不明で、翌年公開されたいわゆる旧劇場版を観ることになったのです。

この旧劇場版がとにかく衝撃的な作品で、映像や音声の品質の高さと、テレビシリーズに輪をかけた難解さ、あの全く救いの無いエンディングなどから、「崇高なるオタクはかくあるべし」といった笑い話のような啓示を受け、私もかつては沢山いた立派なオタクとなっていました。エヴァに大きな影響を受けていたはずのその一方で、テレビシリーズと旧劇場版はどこか「恐れ」に近い対象となっており、これまでも見返すことはありませんでした。

2007年から始まった新劇場版についても、自分の中で「エヴァンゲリオンは1997年夏の旧劇場版で終わっている。あれ以上は無い。」多分そう思っており、最初の2作はリアルタイムで見ておりませんでした。それでも過ぎていく時間が何かを変えたのか、今度は会社の同僚からの誘いで2012年に公開された3作目の新劇場版を映画館で観ることになります。それに合わせてこれまで見ていなかった新劇場版の1、2作目を自宅で見ると、そこにはよく知ったキャラクター達が、過去のシリーズとは少し異なる新しい世界で躍動する姿があり、それがとても面白く再びハマる予感はありました。その後映画館で観た新劇場版3作目は旧劇場版とは違った意味で衝撃的でした。物凄い熱量をスクリーンから感じたのです。声優の演技だけではなく、関わったスタッフのパワー、挿入歌に選ばれた宇多田ヒカルの「桜流し」その全てが「新しいエヴァ」を作るエネルギーとなって溢れ出ており、再び私はエヴァの沼にハマっていったのです。

結局、新劇場版の3作目から9年近くの時間が経ってから今回のシン・エヴァンゲリヲン劇場版が公開されたのですが、その間私のエヴァ熱が冷めることはなかったような気がします。ずっと楽しみにしていた劇場最新作が観られる、ということで、公開が決まってからはどこか落ち着きがなく映画館へ行く日を待っていました。公開日が異例の月曜日(3/8)であり、この9年の間に私は家庭を持つようになったため、公開初日や仕事終わりに観に行くことができず、3月13日(土)になってようやく観に行くことができました。この5日間に聞くネタバレなしの評価を聞き、かなり期待していきましたが、映画は私の期待を軽々と越える出来映えでした。

特に映画の終盤で主人公のシンジが立ち上がる場面(比喩でもなんでも無く座った状態から立ち上がります)があり、そこからは旧劇場版の記憶を上書きしていくような場面が続きます。旧劇場版を知っている身からすると、シンジが他の登場人物とする会話は、新旧劇場版全ての清算を行っているかのようで感動的ですらありました。長年積もったモヤモヤした感情がキレイさっぱりとはいきませんが、自分自身もシンジの清算を受けて、25年間も付き合ってきたエヴァが一段落ついていくような気がしました。旧劇場版のときにシン・エヴァンゲリヲンのような映画を見せてくれたら、こんなにモヤモヤが溜まることもなく、97年の夏にエヴァンゲリオンは終わっていたのでしょう。けれども旧劇場版があの結末だったからこそここまでの話題作になり、多くの人とエヴァンゲリオンという作品を通して時代を共有することができたこと思うと、あれもひとつの結末としてはありだったかなと思います。

テレビシリーズが初めて放送された1995年から数えて、シリーズ完結までに四半世紀以上の時間を必要とし、当時近未来とされた2015年も既に過去の出来事となりました。庵野監督はじめスタッフの皆様、これまでエヴァを追ってきたファンの皆様、本当に長い間お疲れさまでした。これでたくさんの人達が安心できるようになりました。そして何よりも無事に完結したこと、1ファンとしてもとても嬉しくおもいます。
まさに今は『全てのチルドレンにおめでとう』という気持ちです。

みずほ銀行のATM障害にみる、みずほ銀行 基盤システムの優秀さと残念さ。

先日みずほ銀行のATM 4318台が一時的に取引できなくなるという大規模な障害が発生しました。翌日には復旧したようで対応に当たった皆様お疲れさまでした。私もエンジニアの端くれとして、震える思いでニュースを見ていました。

障害の発生が2月28日(日)だったこともあり、閏年の処理失敗が原因かと思っていましたが、発表によると原因は基盤システムへの過負荷だったようです。
www.itmedia.co.jp


利用者からすれば基盤システムへの過負荷でATMで取引ができなくるは大迷惑ですし、障害の発生を擁護するつもりもありません。けれどもシステム障害発生の仕組みを知ると、みずほ銀行の基盤システムはよくできてるなという印象も受けます。

引用した記事によると、基盤システムは処理件数が一番多いと思われる月末処理の2倍以上はデータの処理が行えます。その上さらに負荷が大きくなった場合は、負荷軽減のために銀行業務としては末端の業務なのであろうATMの機能を制限する仕組みまで実装していて、ATMからカードや通帳が取り出せなくなったのは機能制限の誤作動ということのようです。 それらを考えると、一般的なシステムとしては十分な安全対策をしていたと言えるでしょう。ただみずほ銀行さんって個人口座を2400万件も持っている超巨大な銀行なので、もっと慎重に作業して欲しかったと思います。

システム障害のきっかけとなったデータ移行にしても、普段の処理件数が20万件程度だとわかっていたら、45万件という処理件数が3倍にもなるデータ移行は実施しないと思うんですよね。少なくとも私なら恐ろしくてやれません。ATMの誤動作にしても、障害発生時の動作確認ってシステムテストの重要な項目であり、しっかりテストしていれば防げたはずで、4000億円も費やして開発したシステムとして、今回のシステム障害はちょっと残念な障害だったかもしれません。

エンジニアとして肝に命じておきたい、みずほ銀行の障害でした。

初心者にもおすすめの名作キット「HG ガンダムAGE-1 ノーマル」を作ってレビュー

f:id:TetsuItafu:20210223160902j:plain
HG ガンダムAGE-1 ノーマルは2011年9月に販売された10年近く前のガンプラですが、めちゃくちゃ組み立て易い良いキットです。それまで発売されたテレビシリーズのHGは、いわゆる「旧キット」といった赴きのあるキットでしたが、このガンダムAGE のシリーズからはワンランク上がった組み立て易さと出来映えになったと感じています。その中でも最初に発売されたAGE-1 ノーマルは装備が簡素なこともあり、パーツ数も少なく手に取りやすい価格(税抜き1,200円) のキットです。(番組後半になると武装盛り盛りの強化機体になり、プラモデルはパーツが増えて値段が上がる、というのがガンプラのお約束です)当時のバンダイが低年齢層へガンダムの浸透を計っていた時期だったこともあり、気合いを入れた製品になったんじゃないかと思います。

f:id:TetsuItafu:20210223155748j:plain
キットに含まれているプラスチックのランナー(パーツが付いた枠のこと)は4枚。パッと見て目立っている赤・青・黄色・白の4色ランナーがいかにもガンプラです。主人公機特有のトリコロールカラーと、バンダイの独自技術である多色成形ランナーを手にすると「ガンプラ作ってるなー」と個人的には思います。

パーツが2021年でも通用するクオリティなのは流石バンダイ。スナップフィットで合わせた部品が左右でずれることもなければ、嵌め込みがきつく組み立てられない部品もありません。分割やディテールなどは目を見張るものがあります。

f:id:TetsuItafu:20210223161043j:plain
胸部インテークのスリットが開いてる!
f:id:TetsuItafu:20210223161200j:plain
手の平のディテールもクッキリ!


個人的に一番感心したのはこの頭部パーツです。頭部のグレー部分とカメラアイが一体化されており、二つをつなぐ部分は額のパーツで隠れるため組み立て後は見えなくなります。

f:id:TetsuItafu:20210223162059j:plain
このグレーのパーツが、、、
f:id:TetsuItafu:20210223162144j:plain
額のパーツでこうなる!

ほとんど色分けされているAGE-1ですが、一部シールで補う箇所もあります。けれども塗装派にも安心のしっかりしたスジボリがあるため、自分で色を付ける場合も比較的簡単です。

f:id:TetsuItafu:20210223160152j:plain
額の緑色は深いディテールで再現されているので塗り分けが簡単そう
f:id:TetsuItafu:20210223160211j:plain
膝も黒くなる箇所も本来の色の境目でしっかりとした段差があります

f:id:TetsuItafu:20210223160410j:plain
胸部に至ってはパーツ分割までされており、この分け方がとてもよく考えられています。塗装するかシールを貼るか選択の違いはありますが、どのみち色が変わるので、塗装もしやすい割り方にしてくれています。胸部の緑色になる部分はインテークと1つのパーツになっています。しかも色の境目は上から別の白いパーツを被せる構成なので、境目を雑に塗っても完成後は隠れて見えません。しかもこの黄色いパーツが、パチッ!と本当に気持ちよく嵌まるんです。

あとは説明書通りにどんどん進めば完成です。
f:id:TetsuItafu:20210226152948j:plain

というわけで「HG ガンダムAGE-1 ノーマル」は作りやすいキットです。今ではもっとお手軽なプラモデルがバンダイから販売されているみたいですが、これも十分に簡単と言えるプラモデルです。組み立てに困る場面は無いし、色分けや稼働も不満は無いし、塗装するのも簡単そう。ちょっとプラモデル始めてみようかな、なんて思っている方がいれば候補のひとつにしてみてください。

ガンプラ HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

ガンプラ HG 1/144 AGE-1 ガンダムAGE-1 ノーマル (機動戦士ガンダムAGE)

  • 発売日: 2011/09/23
  • メディア: おもちゃ&ホビー

自信と実力をつけるために、「できた!」の感覚を忘れない。

情報処理安全確保支援士の受験申し込みをしました。もう締め切りギリギリです。正直なところモチベーションがあがりませんでした。

半年前に受験したときは心身共にコンディションが良かったこともあり、試験に向けてグイグイ勉強を進めていましたが結果は不合格。受かっても合格点ギリギリだろうとわかってはいましたが、期待もあったため不合格はショックがありました。しかも勉強は結構大変なんで、これをまた繰り返すと思うと憂鬱で、申し込みさえなかなか着手しない有り様でした。

そんな中、重い腰を上げて試験勉強も初めてみると、意外と「できる!」ことがわかり少しモチベーションが上がり出しました。半年前にも使っていた過去問道場を再開し、わずかですが10問にチャレンジしてみたら8問正解。余裕の合格ラインでした。過去問道場は午前中の試験だけとはいえ、前回の勉強は無駄ではなかったし、前回の積み上げ分は午後の試験対策に時間が割けると考えると少し気が楽です。

情報処理安全確保支援士の試験だけに限らず、大抵のことは小さな積み重ねが自信と実力をつけてくれます。だからこそ大変で苦しく手をつけることは億劫になるため、再開には「できる」という前向き感覚が大事です。たとえ小さなことであっても「自分はここまで出来るんだ。大丈夫!」といった自信があれば次に繋げやすくなります。私は今回も試験に向けて努力します。少しずつになると思いますが、出来ることを増やしていき、自信と実力を高めて試験に挑みます。同じく情報処理安全確保支援士の試験を控えている方がいたら、一緒に最後までもがき合格を勝ち取りましょう!