エンジニアの夜時間

プラモデルを作ったり、資格試験を受けたりしながら技術力向上を目指すブログです

失敗した時こそ新しい挑戦(水性トップコートの吹き直し)

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しばらくプラモデルを触っていなかったせいか、昨日はどうしても製作を進めたくなった。手を着けたのはMG F91(ver.1.0) 、残す工程はトップコートのみで、今年の宿題と考えていたキットだ。

焦っていたのだと思う。夜中に始めたのも悪かった。一段落ついたところで、トップコートの失敗を発見。汚れていたパーツにスプレーしたのか、紺色の胸部パーツが写真の通り一部が茶色い。
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どうするか悩んだが、トップコートを落として、つや消しをやり直すことにした。私にとって初めての経験。うまくトップコートが落ちるかわからないが、これも成長のチャンスととらえる。話題のブログであるnippper に、「失敗したなら倍返し!あえてのチャレンジはミスの後に」というエントリーもあったしね。
nippper.com

水性ホビーカラーのうすめ液と綿棒を使い、パーツに吹いたつや消しトップコートを落とす。やってみてからわかったことだが、スミ入れ用のエナメル塗料を拭き取っていなかったので、こちらもエナメルのうすめ液と綿棒を使い拭き取り。つや消しトップコートを吹き直して、パーツのリカバリーが終了。意外と簡単に完了した。
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結論だけで考えれば、水性アクリルのトップコートを落とさずに、エナメル溶剤で最初から拭き取れば済んだ話ではある。けれども「トップコートをうすめ液を使って落とす」経験を積めた。しかも思っていたよりもずっと簡単だった!
プラモデルが上手くなためには、失敗をリカバリーする技術も必要だろう(気にしないって手もあるけど)。このあとでトップコート面にホコリが付着したパーツを見つけてしまったし、遅かれ早かれ経験しておくべき技術だった。

また少しプラモデルの経験値を積めたな。