エンジニアの夜時間

プラモデルを作ったり、資格試験を受けたりしながら技術力向上を目指すブログです

コーションマークを付ける場所に必要なディテール/ワイルドザウルス(ワイルドミニ四駆)の製作

プラモデル上達へのステップアップとして始めたワイルドザウルスの作成が、部分塗装とデカール張りまで終わりました。その中で気付いたことの1つに「コーションマークを張るだけではディテールアップにならない」という点があります。コーションマークはその名称の通り「注意書き」です。つまりコーションマークのあるところには“注意する何か”があることが前提です。私は広い面にコーションマークを張ればそれらしくなるかと思っていましたが、実際は面は広いのに張れるデカールは無いのです。
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キットのワイルドザウルスは付属のシールを使い「ここはライトですよ。ここは廃熱孔ですよ。」と表現していく作りになっていますが、今回はシールを極力使わない方針だったため、のっぺりした面が多くなってしまいました。これからウェザリングで情報量を増やしたいと思っていますが、ディテールアップパーツやスジボリといった立体的なディテールがあった方が情報量の多い、リアリティーの高い製作になったでしょう。ただ今回の製作目標とは異なる作業なので、立体的な表現の追加は次回持ち越しの課題です。

ワイルドザウルスはキャラクターモデルなので、ディテールには何が正解というのは無いと思っていました。けれども作ってみると、パッケージのデザインはリアリティーのある、優れた設計であることが確認できました。何分キット自体が古く、低年齢向けの価格ということもあり、パーツを抑えシールで再現するディテールが増えたんだろうことが想像できます。今回はパーツ数の少ないキットを使い塗装することを目的にしていたので、キットに対して「ディテールが足らん!」というのは私の勉強不足です。反省。
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